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- 特定健診・特定保健指導
平成20年度から健診の受け方が変わったことを知っていますか?
日本の医療費は年々増加しており、厚生労働省の発表によると平成17年度には33兆1,289億円にもなりました。平成13年度と比べて、4年で3兆円も増加しています。
なぜ医療費が年々増加しているのかといいますと生活習慣病が深く関わっているからです。
このことを背景に医療制度改革により、老人保健法に基づき横浜市が区役所等で実施してきました基本健康診査が平成20年度から各医療保険者に、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病を予防するための「特定健診・特定保険指導」が義務づけられます。
対象となります方は、医療保険に加入されている40歳から74歳の被保険者、被扶養者の方となります。

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「特定健診・特定保健指導」の内容は?
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪型肥満に加えて、生活習慣病の危険因子(高血糖、高血圧、脂質異常など)が重なった状態をいい、危険因子が重なるほど心臓病や脳卒中、糖尿病の合併症を発症するリスクが高くなることが分かってきました。そこで特定健診はメタボリックシンドロームのもととなる内臓脂肪の蓄積状況や生活習慣病の危険因子の保有状況を知り、生活習慣改善の必要性を確認します。
健診項目には、以前の健診項目にメタボリックシンドロームの判定基準のひとつである「腹囲」が追加されました。
また、LDLコレステロールが新規追加されると同時に、総コレステロール量が廃止されました。以上の健診で明らかになった検査結果や生活習慣からメタボリックシンドロームのリスクを判定し、特定保健指導が実施されるようになります。そこでどのように判定されていくのかといいますとメタボリックシンドロームのリスクをカウントし、その数によって「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」と三段階にレベル分けして保健指導が実施されます。特定保健指導に主に携わるのは、医師、保健師、管理栄養士になります。
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どのように「特定保健指導」のレベル分けをするのか?
イ.積極的支援
対象者は、動機づけ支援に加えて、きめ細やかな支援が継続的に必要な方です。3カ月以上にわたって、複数回の継続的な支援が受けられます。支援方法では、個別支援やグループ支援のほか、電話、Eメール、なども利用されます。
※動機づけ・積極的支援ともに、6カ月後に計画どおりの結果が出ているかの評価を受けられます。
ロ.動機づけ支援
対象者は、生活習慣の改善が必要で、その意思決定をするための支援が必要な方です。対象者自身がみずからの生活習慣をふりかえり、改善のための行動目標・計画の作成・実行ができるよう、保健指導者による個別またはグループでの支援を受けられます(原則1回)。
ハ.情報提供
特定健診受診者全員を対象に、年1回健診結果と同時に必要な情報が送付されます。
メタボリックシンドロームにならないためには・・・
1.摂取エネルギーをおさえましょう
自分で1日に必要なエネルギー量を把握して、食べすぎないようにしましょう。余ったエネルギーは脂肪として蓄積されます。脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の二つがありますが、蓄積される脂肪が増えれば増える程、内臓脂肪が増える可能性が高くなります。
2.運動しましょう
運動不足は内臓脂肪にたまりやすく、運動をして筋肉を動かすことにより皮下脂肪より先に内臓脂肪をエネルギーとして使います。運動を始めると初めのうちは糖質をエネルギーとして使用しますが、20分以上継続することにより、体に蓄えられた脂質が分解し血液中に放出され、脂質が主なエネルギー源として使われ始めます。このように有酸素運動を30分程度毎日行うことによって、内臓脂肪の減少に期待できます。
3.お酒とタバコは控えましょう
お酒は少量であれば問題ありませんが、つい度を過ごすとオツマミの食べすぎや量の飲み過ぎでカロリーの摂りすぎになってしまいます。たばこは血圧をあげたり、血管を刺激して収縮させたりします。LDLコレステロールを酸化させて血管壁に入り込みやすくして動脈硬化を進行させます。脳梗塞や狭心症を引き起こす原因となり、たばこを吸う人は吸わない人の3倍以上も発症の危険が伴います。
4.ストレスは発散しましょう
ストレスは過食の原因となります。ストレスの原因は多種多様で、原因を突き止めるのが難しい作業ですが、自分に合ったストレス解消法で発散させる事が大事です。
運営についての重要事項に関する規定
診療所名(特定健診機関)川本胃腸内科外科
更新情報 | 最終更新日 | 平成20年3月1日 | |
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機関情報 | 機関名 | 川本胃腸内科外科 | |
所在地 | 郵便番号 | 241-0022 | |
住所 | 神奈川県横浜市旭区鶴ケ峰2-21-32 | ||
電話番号 | 045-371-2268 | ||
FAX番号 | 045-371-2318 | ||
健診機関コード | 1413202678 | ||
窓口となるメールアドレス | |||
ホームページ | |||
経営主体 | 川本胃腸内科外科 | ||
開設者名 | 川本 勝 | ||
管理者名 | 川本 勝 | ||
第三者評価 | 未実施 | ||
認定取得年月日 | |||
契約取りまとめ機関名 | 一般社団法人 横浜市医師会 | ||
所属組織名 | 一般社団法人 横浜市医師会 |
スタッフ情報 | 常勤 | 非常勤 | |
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医師 | 1人 | ||
看護師 | 1人 | 1人 | |
臨床検査技師 | 0人 | 0人 | |
上記以外の健診スタッフ | 2人 | 0人 |
施設および設備情報 | 受診者に対するプライバシーの保護 | あり |
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個人情報保護に関する規定 | あり | |
受動喫煙対策 | 敷地内禁煙 | |
血液検査 | 委託(機関名:昭和メディカルサイエンス) | |
内部精度管理 | 実施 | |
外部精度管理 | 実施 | |
健診結果の保存や提出における 標準的な電子的様式の仕様 |
あり |
運営に 関する 情報 |
実施日および実施時間 | 特定時期 | |
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通年 | 平日08:30~18:30、土曜08:30~11:30 | ||
特定健康診査の単価 | 8,788円以下/人 | ||
特定健康診査の実施形態 | 施設型(要予約) | ||
巡回型健診の実施地域 | |||
救急時の応急処置体制 | あり | ||
苦情に対する対応体制 | あり |
その他 | 提出時点の前年度における特定健診の実施件数 | 年間70人 | 1日あたり2人 |
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実施可能な特定健康診査の件数 | 年間100人 | 1日あたり2人 | |
特定保健指導の実施 | なし |